法人カードのメリットやおすすめの選び方

■法人カードもWebで入会

近年法人でもクレジットカードを使用することが増えてきていますがこの法人カードの入会方法は皆さんご理解されていますでしょうか。法人カードとなんとなく仰々しい名前がついていることから入るためには何か複雑な手続きが必要なように思ってしまうかもしれません。確かに法人カードは個人向けのカードに比べたら少し手間はかかってしまう部分があります。ですが、基本的には個人向けのクレジットカード同様にインターネットから申し込みができるようになってきているのです。

個人向けのクレジットカードの多くのはインターネットで必要な情報を入力するとその内容を審査してクレジットカードの発行可否を決めています。なぜこのような仕組みが取れるのかというと個人に対しては信用機関と呼ばれるクレジットカードを発行するときに審査する情報を管理している機関が存在しているからです。しかしながら法人にはこのような外部機関は存在していません。その代わりといってはなんですが毎年決算をして税金を支払うためのデータを作っているはずですのでこれを使用して審査をします。

個人向けのクレジットカードではWeb完結のものが多いですが、上記でも述べたように法人カードでは会社の業績がどうであるのかが審査で確認されます。そのためこの書類を送付したり、引き落とし口座を設定するために郵送でのやりとりが発生してしまいます。ここが個人向けのクレジットカードと少し異なるところです。ただ引き落とし口座に関しては個人向けのクレジットカードであっても郵送でやり取りする会社もまだ存在していますので必ずしも異なっているとは言えません。

Webで申し込みをすると本手は手で入力が必要な内容も既に印字した状態で送付してくれるのが普通です。そのため書き込んだりする手間がなくなり、また間違った内容を書き込んで送付してしまったがために再度申し込みをやり直すといった手間が発生しないように工夫がされています。また印字する前の状態で入力内容に不備がないかもチェックしてくれていますので法人カードは発行の手間をWebからの申込みによって極力少なくするように各社とも努力されています。

法人カードといえども入力内容が法人の内容に特化するだけで基本的な部分は個人向けのクレジットカードの発行と変わりません。手間を極力減らすためにも入会の際には紙媒体ではなくてWebから申し込みをすると良いと思います。

■法人カードでお得に新幹線が使えるサービスにも入会しよう

インターネットから新幹線を予約できるサービスに最近では人気が集まっています。新幹線の予約は自動券売機で出来るようになったとはいえども、駅で作業するには少し面倒であったりなかなか思い通りの座席が見つからずに時間を喰ってしまったりするものです。そのためやはりインターネットから座席の予約が出来るというのは画期的なことなのでしょう。この新大阪から東京間の新幹線のWeb予約を実現しているのがEX-ICというサービスです。通常は個人での利用が主なようにも見えますが、ちゃんと法人カードとしても利用できるような仕組みづくりがされています。

こちらのEX-ICのサービスに関しては対応方法が2つあり専用の法人カードに入会する場合とすでに入会している法人カードを用いて決算を出来るようにする場合です。
まずは始めの場合から説明していきましょう。こちらの場合はJR東海がが発行している専用の法人カードに入会しそれとセットで切符の代わりとなるEX-ICカードを発行してもらう形態となっています。入会する法人カードには2種類設けられており法人や各部署の代表者が管理する代表者カードと実際に移動する人がそれぞれ所有する個人カードです。入会の手続き自体は一度で完了しますが、個人カードについてはそれぞれ利用するたびに発行の申請が必要となっています。これらは法人カードの基本的な考えを踏襲しており、それぞれの社員が利用した旅費交通費を一括して会社に請求する方式となっています。そのため代表カードを持つ管理者はどれぐらいの経費がかかっているのかを簡単に把握することが出来ますし支払いに関する手間も省くことが出来ます。しかもそれぞれの個人カードにはクレジットカードの機能が付いているものの、利用可能加盟店はJRに関連する駅や旅行代理店に限られており出張専用の法人カードとしての入会も問題なく対応することができます。どこでも決算出来る法人カードが普通ですが、このように利用先を限定した法人カードに入会することは社内統制上の利点があるとも考えられます。
それに対して後者は法人カードとEX-ICカードを個人単位で関連付けて発行してもらいます。基本的には社員が既に所有している法人カードは会社が一括して支払うようになっているはずですのでお金の流れとしては変わりないはずですが、利用した情報がクレジットカード会社に届きそれが会社に届くため交通費以外の情報も含まれている可能性があります。そういう意味で後者の場合はデータの整理などには時間がかかってしまうことが考えられます。

■法人カードに入会してマイルを貯めよう

マイラーという言葉が生まれるぐらいクレジットカード業界ではマイルを貯めることが人気となっています。その理由としては航空機などのチケットに交換できることはもちろんのこと、他のサービスもポイントに交換したり出来るなどその用途が多岐にわたるからでしょう。このマイルは実は法人カードでも貯めることが可能です。そのため移動が多い会社の場合はマイルの貯まる法人カードを選択する方が経費の削減に繋がるでしょう。

法人カードには二種類あり法人として申し込んだ本人しか使えない場合と、支払いは会社が負担するもののクレジットカード自体は社員にそれぞれ付与できる場合です。マイルを効率よく貯めるためには後者の社員それぞれに付与できるタイプの法人カードに入会する必要があります。こういった法人カードの場合は社員が利用した全額を纏めて会社が支払い、マイルについても会社が纏めて管理することが出来るようになっているはずです。そのため必要経費で支払った金額がしっかりとマイルとして会社には還元される仕組みとなっています。会社としてマイルを賢く貯めるためにはこのように社員それぞれが使用したぶんを会社としてまとめられる法人カードに入会することが重要です。

法人カードに入会してしまえばあとは通常のクレジットカードと同様に社員にそれぞれ経費はクレジットカードで支払いをしてもらいます。法人カードの利用は各種経費が正しく使われているのかを監査する側面でも役に立ちますし、マイルの還元も受けられるとなれば一石二鳥の効果を生み出します。

貯まったマイルは会社として纏めて持っていれば大きな単位で貯めることが出来ますので、管理者が社員の出張の際などに航空券などに交換して手渡してあげるとよいでしょう。最近は航空券もチケットレスや電子化が進んできていますので必ずしも手渡しできるわけではないかもしれませんが、管理者がマイルの交換などを担当して利用者に払い出す仕組みが一般的です。利用者が直接マイルを交換しようとすると社内でのトラブルの原因にもなりかねませんのでこれはおすすめが出来ません。せっかくマイルを貯めるために入会した法人カードで無駄なトラブルを引き起こしてはそれこそ人件費の無駄遣いになってしまいます。

各社ともマイルを貯めれるように様々な工夫を施しています。個人向けのクレジットカードほどのキャンペーンは無いかもしれませんがそれでも貯めれるものは貯めて経費の削減に使っていきましょう。

■法人カード入会時のチェックポイント

会社にまつわるお金の処理の最適化のために法人カードを導入する企業が増えてきています。紙媒体の資料でお金のやりとりをするとどうしても時間がかかってしまいますし、適切にお金が使われているのかを検証する手間も大きくなってしまいます。ですが、法人カードいえども多くの種類が出回っていますのでどれに入会すれば良いのかわかりにくいですよね。今回はそんな方のために法人カードに入会する際に注目したいポイントを紹介していきます。

・年会費
まずは年会費に注目です。基本的には法人カードには年会費が必要です。ごく一部の法人カードでは入会キャンペーンで年会費が無料になったり条件付きで翌年度が無料になることがありますが基本的には支払いが必要です。そのため年会費がいくら必要かということは会社として特に注目しておきたいポイントです。年会費は固定費となっていきますので必要以上に支払うのは無駄となってしまいます。ですが年会費が高い法人カードにはそれなりのサービスが付与されていることもありますので入会時には年会費とサービスのバランスを大切にしなければなりません。年会費が高くともそれに見合ったサービスが会社として必要ならばその法人カードに入会することに誰も異論は唱えないでしょう。

・発行可能枚数
法人カードの中には本人用の1枚しか発行できないものと社員がそれぞれ持つためのカードも発行してくれるものがあります。個人事業主であれば前者でも問題ないでしょうが、一般的な会社が法人カードを持たせるとなると前者ではなく後者のもので無いと不都合です。また複数枚の法人カードを発行してくれる場合でも枚数制限がある場合もあります。入会したときは問題なく発行できていても、入会後に社員が増えてきて予定よりも多く必要となった、でも発行できないということのないように発行可能枚数は注意するポイントです。

・引き落とし口座
法人カードの中には入会者名義で引き落とし口座を設定するものや会社の名前の法人用口座を引き落とし口座に設定するものまで様々な支払い形態を取っています。社内の手続きなども鑑みて自社に最も都合の良い支払い方法の取れる法人カードに入会しておくべきでしょう。支払いは会社の手続きの中でも重要な部分となります。会社として管理しやすい支払い方法にマッチした法人カードでなければそこに時間が取られてしまい法人カードへ入会するメリットが薄れてしまいます。

■年会費を抑えた法人カードへの入会

希少ではありますが年会費無料の法人カードなど維持費用を抑えることの出来るものが存在してします。ポイントが付与されないなどのデメリットがありますが、年会費が3000円であったとしたら60万円以上決算してやっとポイントと同じぐらいであることを考えると必ずしもポイント還元が重要かどうかは悩みどころになると思います。今回は年会費が無料になるような入会してからの維持費を抑えられる法人カードを2つおすすめしたいと思います。

・ライフカードビジネス
永年年会費無料の唯一の法人カードであるのがライフカードビジネスです。現在の日本で発行されている法人カードのなかでこれ以外に年会費が条件なしで永年無料のものは存在していません。唯一の維持費の掛からない法人カードとなっています。年会費が永年無料となっている反面、付帯されているサービスには物足りなさを感じる人も居るかもしれません。そうは言えども法人用ETCカードの発行も年会費無料で発行枚数も無制限であったり限度額は500万円まで設定可能など会社として使う機能に関しては十分な性能があるとは考えることが出来ます。ポイント還元は無いですが発行枚数も無制限で年会費も無料ということで会社を設立してすぐや、とりあえずランニングコストはかけたくないという法人の方は入会候補としてみることをおすすめしています。

・P-onw Bussiness MasterCard
こちらの法人カードは初年度無料で翌年度からは条件付で無料となる仕組みとなっています。初年度が無料の法人カードも翌年度が条件付で無料や割引になる法人カードもそれなりに存在していますがこちらの場合どのような条件なのでしょうか。なんとこちらの法人カードは年間1回でも利用すれば翌年度の年会費が無料になるんです。たったの1回です、支払った金額の指定などもありません。つまり法人カードとして使用していれば実質年会費無料で利用を続けることが出来るのです。しかもこちらの法人カードは0.6%のポイント還元があるなど無料とは思えないサービスも提供されています。ただ、ゴールドクラスの法人カードということにはなっていますが旅行傷害保険といった各種保険や法人カードには付帯されていることの多い利用履歴のサマリなどを提供していません。支払い内容は自社の中でしっかりと管理して、支払い部分を法人カードにまとめたいという方にはおすすめとなっています、